山下レディースクリニック
稽留流産・・
2005年12月22日
山下先生、鈴木先生こんにちは。
2人目の子を、先日10wで稽留流産してしまいました。主治医曰く「赤ちゃんの生命力の問題」とのことで、そう思っていたのですが、私は1人目の子を不妊治療の成果で授かっています。そのとき「黄体機能不全」といわれ(黄体期でも7.4しかホルモンが出ていなかった)クロミッドとHCGの治療を続け、半年後妊娠しその子供は正常分娩しています。
2人目は自然妊娠で、妊娠中も「内膜の厚さも十分ですね」と言われ安心していましたが今考えてみると黄体機能不全のせいで流産したのでは??と思えてきました。そのせいで良い状態の卵じゃなかった?とか栄養が十分に行かなかった?と考えてしまいます。
2人目妊娠前も高温期は10日ほどしかなく、治療しに通おうと思った矢先の妊娠でした。妊娠してから黄体機能不全のことを告げ、なにか処置をしてもらっていたら・・・と思うと悔やみます。
やはり、黄体機能不全では妊娠の継続は難しいのでしょうか。また子供の妊娠を望むなら、クロミッドやHCGによる治療を受けつつ妊娠に臨んだ方がいいのでしょうか。
お忙しいところすみませんが、お返事よろしくお願いします。ソウハ手術をしてくださった主治医にも相談しましたが、不妊治療に明るくないらしく明確な答えが返ってきませんでした。
また、1人目の子に授乳中ですが、授乳中はクロミッドやHCGによる治療は出来ますか?授乳中はそういったホルモン療法はやはり不可能なのでしょうか。。
今回の流産の原因が、いわゆる一番頻度の高い染色体異常だったのか、黄体不全だったのかそれ以外かは残念ながら知るすべはありません。10Wまでの経過として、胎児心拍なども順調にみえてきてから消えてしまったのか、はじめから袋だけで胎児はみえてこなかたのか、その辺はどうだったのでしょうか。
袋しかみえてこなかったようなことであれば、それは黄体機能とかいうよりは、主治医の言われるようにもともと育ってくる
ことができない受精卵だったからながれてしまったという流産かな、とも思われますが。もちろん絶対こうだ、というようなことは誰にもいえません。
自然に妊娠されたわけですからクロミッドが必ず必要なわけではないでしょうし、次回妊娠されたときにはなんらかの形で
黄体補充をしてみられたらどうでしょうか、という以上は
すみませんが、そんなに明確なお答えができる問題ではないのです。あとは、できればやはり上のお子さんの授乳は終わられてから次に望まれた方がいいとは思います。
<ご注意>
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