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流産とその後の処置のQ&A

2度の流産について

2010年9月28日

先生、お世話になります。現在39才、不妊治療暦9ヵ月です。
2年前に自然妊娠して9wで稽留流産しました。今回AIH2回目で妊娠できたのですが、現在7w0dで赤ちゃんと見られるもの（胎芽？）が3ミリ弱と小さく、今回も流産だろうと言われています。年齢の事もあり、今回がラストチャンスだと思っていたのでかなりショックを受けています。
今の先生は2回流産することは珍しいことではないといわれるのですが、そういうものでしょうか？また早めに手術を受けるべきか、自然に流れるのを待つべきでしょうか？あと流産しやすい何かがあるのかどうか検査を受けようと思っているのですが、どのような検査になるのか教えていただきたいです。

　２度の流産、しかも治療のうえでの妊娠が残念な結果になられたとのことで、つらいお気持ちお察しします。
　通常、日本では、３度立て続けに流産や子宮内胎児死亡が起こった場合には不育症と診断され、検査を行いますが、不妊治療もなさっている状況から考えますと、反復流産の段階で不育検査を受けてみてもいいかも知れませんね。
　ただ、ご年齢があがるとともに卵の質が低下し、どうしても胚の偶発的な染色体異常も起こりやすくなってしまいますので、今回の反復流産も、そのような防ぎようのない原因であった可能性はあります。つまり、不育検査を行っても原因が見つからないかも知れませんが、念のために免疫系の異常がないかどうか、抗リン脂質抗体や血液凝固系の異常がないか、血液検査で調べてみられるといいでしょう。

<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
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