山下レディースクリニック
流産後のステップアップについて。
2009年3月15日
山下先生、こんにちは。
昨年7月(38歳)に自然妊娠をし、
9月にケイリュウ流産をしました。
流産後は妊娠しやすいと聞いていたのですが、
基礎体温は妊娠前と比べ、全体的に低くなり、
1ケ月ほど前から鍼治療、お灸、漢方を始め、
少し、体温も戻ってきました。
引き続き、自己タイミングを取っています。
ただ、現在39歳という年齢から、
不妊治療を始めた方がいいのではないか
と不安になってきています。
アメリカ在住の為、費用が日本と比べて
ものすごく高いのが一歩を踏み出せない理由
でもありました。
AIHで20万、IVFで200万くらい
かかります。
ただ、IVFに関しては、1回きり保険適用で
自己負担額は20〜30万程度だそうです。
前回妊娠した時には、初めて目にした
すごくおびるおりものがあり、
それ以前もそれ以降も見ていません。
もし、コレが原因であれば、AIHでの
妊娠率は高まるのではないかと自己判断しています。
AIHを1回行い、妊娠にいたらなかった場合は、
IVFを1回受けようかとも思っていますが、
先生のご意見をお聞かせください。
また、一度、自然妊娠ができている場合、
AIHやIVF前の検査で、はぶけるものはありますか?
先生のクリニックでは、こういう患者さんの場合は、
どのように治療を進められるのでしょうか?
お時間のある時で結構ですので、
お返事いただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。
流産、残念でしたね。一度は妊娠されていることからも、基本的に妊娠するための能力は備えておられるお二人と推察しますが、『あき』さんもご心配なさっているように、加齢による卵子の質の低下は、不妊治療では補えない最大の問題です。一日も早く、AIHを試され、それで妊娠されなければIVFにステッ プアップされるという『あき』さんのお考えどおりでよいと思いますよ。
<ご注意>
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