山下レディースクリニック
不育症検査について
2009年11月12日
お忙しいところ失礼いたします。
5月に初めての採卵をして、2つ胚盤胞ができ7月に1つ、9月に1つを移植しましたが2回とも陰性でした。
ホルモン値が正常であれば年内中に2回目の採卵をする予定です。
質問なのですが、不育症検査の中に着床障害になってるものがあるかどうかがわかるような項目があるのを聞いたことがあるのですが、それはどんなものがあるでしょうか?
1つ知ってるのは「抗リン脂質抗体?」があるかどうかがわかるとか…
卵を無駄にはしたくないので、他にできる検査があればしておきたいです。
不育症検査というのは流産を繰り返してる方のみがやる検査でしょうか?
2回の移植ではそういった検査はまだ早いでしょうか?
不育原因で、着床障害にかかわってくるものがあるとすれば、『黄体機能不全』などが該当すると思いますが、不妊治療を受けている方であれば、そのような問題があれば、すでに対応策をとられているものと思います。
不育症とは、胎のう確認までできた妊娠が3度続けて流産や子宮内胎児死亡に終わってしまったケースをいいます。不妊治療のすえの妊娠であれば、3度といわず2度流産された段階で、不育検査を受けてみられてもよいと思いますが、『マコ』さんの場合は、流産ではありませんので不育検査は必要ないでしょう。
次の採卵で、よい結果が出るといいですね。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
なお、この相談事例集により万が一不都合、不利益を被った場合でも、
回答医または山下レディースクリニックのいずれもその責を負わないものとします。
山下先生には、1人目、2人目と驚くべき3人目までお世話になりました。1人目の前に1度流産し、お先まっ暗だったけれど友達に先生の事を紹介してもらえてとても良かったと思います。不妊治療を克服できる方法は、「あきらめない事」だと思います。これから治療する方々、ぜひ「あきらめない」で頑張ってもらいたいと思います。
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