山下レディースクリニック
アスピリンと黄体ホルモンについて
2008年3月8日
海外で治療を受けています。
AIHのあと、アスピリンを2ヶ月分処方されました。
薬を出されたので、高温期の黄体ホルモンを補充するのかと
思ったらアスピリンでした。
アスピリンは高温期の内膜を助けてくれるような作用があるのでしょうか?
日本の治療でもアスピリンを使用することはありますか?
現地の言葉も不安のあるレベルなので
先生にお尋ねします。宜しくお願い致します。
日本では、不育症の治療において、抗リン脂質抗体があり血栓ができやすい人に対して、流産予防を目的にアスピリンを処方することがあります。ですからアスピリンは、高温期の黄体補充の役割は果たしておりません が、『水仙』さんの黄体ホルモン値に問題がなければ、必ずしもAIH後の 黄体補充は必要ありませんよ。
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